
TOEIC - Test of English for International Communication
1、 TOEICについて
TOEIC(トーイック)とは Test of English for International Communication の略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、世界約60ヶ国で実施されています。
テスト結果は合否ではなく、10点から990点までのスコアで評価されます。
評価の基準は常に一定であり、受験者の能力に変化がない限りスコアも一定に保たれます。これにより受験者は正確に現在の英語能力を把握することが可能となり、目標とするスコアを設定することが可能です。
また受験者数が非常に多いことから、スコアの信頼性が高いことが特徴的です。
ListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することにより、SpeakingとWritingという能動的な能力までも含めた、英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設計されているという点が、TOEICの特徴でもあります。
テストは英文のみで構成されています。
また、その国独自の文化的背景や言い方を知らなければ解答できないような問題は含まれません。
ただし、 国際的な試験ではありますが、受験者の殆どを日本人と韓国人が占め欧米での知名度は高くはないというのが現実です。
一度取得すれば終身有効の検定資格ではなく、受験の時点における本人の実力を確認するための試験で、スコアの有効期限は2年とされています。
2、 活用状況
世界約60ヶ国で実施され、年間の受験者数は約340万人に上ります。
日本における状況としては、2004年度には143万3,000人が受験したとされ、企業・官公庁・学校等では2004年度に約2,500団体が採用しています。
企業では自己啓発や英語研修の効果測定、新入社員の英語能力測定などといった目的の他、海外出張や駐在の基準、昇進・昇格の要件としても利用されています。
また大学・短大では、英語課程の単位認定や推薦入試などでも利用されています。
3、 試験構成
【聞き取りセクション】
リスニング セクションは合計100問で、試験時間は約45分間になります。
パートI :写真描写問題
1枚の写真を見て、その写真について放送される適切な英文を選ぶ方式。
4択式で合計20問。
パートII :応答問題
質問文が放送された後、それに対する応答文が3つ放送され、適切なものを選ぶ方式。合計30問。
パートIII :会話問題
会話を聞いて、その会話についての質問に対し最も適当な選択肢を選ぶ方式。
質問文と選択肢は問題用紙に記載されていて、4択式で合計30問。
パートIV :説明文問題
ナレーションを聞いて、それについての質問に対し適切な選択肢を選ぶ方式。
1つのナレーションにつき複数問出題され、質問と選択肢は問題用紙に記載されています。4択式で合計20問。
【読解セクション】
長文読解のセクションは合計100問、制限時間75分間です。
パートV -:文法・語彙問題
文の一部が空欄になっていて、4つの選択肢の中から最も適切な語句を選ぶ方式。合計40問。
パートVI -:誤文訂正問題
文中4箇所に下線が引いてあり、うち語法が誤って使われているものを1つ選択する方式。合計20問。
パートVII -:読解問題
広告、手紙などの英文を読み、それについての質問に答える方式。4択式で合計40問。
【補足】
TOEICにはLPI (Language Proficiency Interview) という口述試験があり、730点以上のスコアを獲得した受験者をLPIテストの受験レベルとして奨励していますが、必ずしも730点を超えていなければならないという規定はありません。
20〜25分程度の面接の中で、発音、文法、語彙、理解力などが評価される方式で、FSIスケールと呼ばれる各言語共通の基準により、0、0+、1、1+、…、5の11段階で評価され、評価の客観性を期すため、複数の採点者によって評価される方式を採用しています。
評価基準は非常にハイレベルに設定されており、ネイティブでない人がレベル3以上を得ることは稀だといわれています。
4、 受験について
日本での受験
TOEIC公開テストは年8回(1・3・5・6・7・9・10・11月)全国77都市で実施されます。
受験地ごとに実施回数が異なりますので、お申し込みの際は受験地別スケジュールをご確認ください。
TOEIC公式HP : http://www.toeic.or.jp/
ニュージーランドでの受験
多くの英語学校でTOEIC試験対策コースが実施されており、短期間でのスコアアップが図れるよう工夫された授業が行われています。
テストは各地域で定期的に開催されており、希望の日程での受験が可能です。
5、 対策コース実施校
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